暖かい日が続いたと思えば、寒波がやってきて冬に戻ったりして
大雨が降ったり、身体がついて行きませんが、先日ふきのとうを頂きました。
ほろ苦いふきのとうを食べるとと今年も春が近いことを実感します。
さて、今回のブログは焙煎について書いていきたいと思います。
このブログを読んでいる方の中にもにも焙煎に興味を持たれている方は多いのでは
ないでしょうか!?
焙煎と聞くとなんだか難しモノと感じてしまう方もいるとは思いますが、
焙煎とは「煎る」ことです。
生豆、フライパン、コンロがあればだれでも簡易的な焙煎はできます。
フライパンに生豆を入れてコンロに火をつけ後は豆が焦げないようにフライパンを振り続ければ
コーヒー豆は焙煎ができます。
ただ、これを一度に大量にやるには専用のマシンが必要になってきます。その機械が焙煎機。
ロースターヒュッゲでは、
フジローヤルという国産メーカーのモノを使用しています。
やってることはいたって単純なんですが、(煎るだけなので)ロースター(焙煎人)によって
様々な考え方があります。その為、答えと言うものがありません。おそらく10人いれば10人それぞれの焙煎に
対する考えがあると思います。
自分も駆け出しのころは、様々な文献、ロースターの方の話を聞きましたが、皆さん様々な考え方を
持っていましたし、海外の文献や動画を調べると、自分がそれまで調べてきたものとは違うアプローチだったりします。
ホント様々です。
では、ロースターヒュッゲの焙煎に対する考え方は!?というと、
生豆のポテンシャルを最大限まで引き出すことだと思っています。
ポテンシャルを最大限に引き出すためにどんな事をやっているかと言えば、
適切なガス圧のコントロールをして、温度上昇を一定にキープをする。
そして、最もおいしいポイントで豆を焼き上げて釜出しをすることを意識しています。
これが焙煎の基本だと思っていいます。
ガス圧をコントロールして自在に焙煎中の釜温度(豆温度)の温度上昇をキープすることが大切だと思います。
1分間に10℃上昇させたいなら10℃上昇するようにガス圧を瞬時に見極めてコントロールをする。
1分間に8℃上がったと思えば次の1分間では10℃上がるようなチグハグした焙煎では安定がしませんので、
このような焙煎は良いとは言えません。(と、思っている)
画像は当店のプロファイルです。
ガス圧のコントロールができれば、どのような状態でも同じように焙煎をすることができます。
10回でも20回でも同じように焙煎をすることが可能ですし、
ネット上にあるプロファイルをみて同じように焙煎をすることも
できます。
焙煎と言うのはマニュアル化ができないです。(大型焙煎機なら可能かもしれません)
例えば、豆を投入して〇〇分になったらガス圧を○○にして、ダンパーを○○にする。といったような
マニュアル化ができません。
なぜならば、様々な変数が焙煎に与える影響があるからです。
なので、その都度、必要に応じて焙煎機をコントロールをすることが大切あり、焙煎の基本と思っています。
簡単ではありますが、これが当店の焙煎に対する考えです。
詳しく知りたい方はお声かけください。
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