テーブルランド 編

こんにちは。テーブルランドの焙煎師・中原ひできです。

 

私、寒いのがとても苦手で、ハッキリ言って冬は好きではありません。

 

そして、ここ八ヶ岳山麓の冬は、雪は少ないのですが、メチャクチャ寒いです。最低気温は、連日氷点下。うっかりすると日中の最高気温も0℃以下の真冬日も珍しくありません。なので、私にとって八ヶ岳の冬は、辛いばかり、、、かというと実はそうでも無いのです。

 

 朝、澄みわたる空気に思わず深呼吸して見上げると“八ヶ岳ブルー”と呼ばれる見事な青空が広がり、身体が青空に溶けていくような心地よい感覚を覚えます。こんな時は、迷わず部屋の外のウッドデッキで、凛とした空気の中、コーヒーを飲みます。想像してみてください。このコーヒーが美味しくないわけが無いでしょう。美味いに決まっています。

 

 

 

冬というと熱々のコーヒーが飲みたくなりますが、沸騰したて熱々の湯でコーヒーを淹れると嫌な苦みや渋みなど雑味が出てくるのでお勧めできません。私は、沸騰した湯に大さじ1~2杯程度の水を足して湯温を80~82℃位まで下げてからコーヒーを淹れます。こうすると苦みが柔らかくなり甘みが引き立つクリアでやさしいコーヒーになります。

 

熱々を飲みたい場合は、コーヒーを淹れた後で温め直します。もしくは、深煎りのコーヒーを濃い目に淹れて、牛乳を熱々に温めてカフェオレにするのも好きです。牛乳に生クリームを少し足しておくとコクと甘みが出てより美味しくなります。ミルクとコーヒーの量は、半々で良いと思います。

 

私のやり方は、いつもの2倍の濃さ――20gのコーヒー粉で100㏄のコーヒーを淹れ、牛乳80㏄に生クリーム20㏄を足したミルクを温めて、100㏄のコーヒーと合わせます。これで200㏄のカフェオレの完成です。

 

 

 

“八ヶ岳ブルー”の下で飲む熱々のカフェオレ!!!!ぜひお試しください!