· 

観音崎珈琲 編

こんにちは

 

観音崎珈琲のシマダミライです。

本日は珈琲の淹れ方について紹介します。

 

前回までのブログにて、

YCRのメンバーそれぞれの淹れ方レシピが紹介されています。

その中でメンバーの皆様も言っておりますが、

淹れ方に正解不正解はありません。

 

抽出に使用する器具や環境が違うと味も変化します。

 

是非皆様の珈琲を抽出する環境の中で、

ご自身に合う抽出方法を探りながら、

珈琲を楽しんでいただけたらと思います。

 

 

 

では、観音崎珈琲がいつも淹れているレシピについて紹介します!

 

 

 

 

珈琲豆は15g

挽目中細挽き

お湯240ml

円錐ドリッパー

細口ドリップポット

デジタルスケール

 

 

揃えるものは以上です。

 

デジタルスケールは専用のものでなくても代用できます。

 

珈琲豆は種類や焙煎度によって大きさが変わるため、メジャースプーンに頼らずにしっかり計ってあげましょう。

 

また注ぐお湯の量も計ってあげる事で、味のブレを少なくできます。

 

 

 

 

 

ステップ1

円錐ドリッパーにペーパーをセットします。 

粉面を平らに均し、約30mlほどのお湯を入れてあげます。

 

こちらは粉全体にお湯が行き渡るようにゆっくりと入れてあげましょう。

珈琲豆がしっかりと味を出してくれるように準備運動をしている段階です。

 

 

 

珈琲豆の膨らみが収まったらステップ2に移ります。

目安は約30秒くらい。

 

 

 

ステップ2

 

 

ステップ2では、珈琲の「ボディ」を出してあげます。

味の幹になる部分ですね。

 

真ん中に「の」字を書いては止めて、書いては止めてを繰り返します。

 

 

ゆっくりとゆっくりと。

 

 

 

 

 

ステップ3

 

 

ステップ3では珈琲の華やかな部分を出してあげます。

 

真ん中に「の」の字を少し太めに書き続けます。

ドリッパー内で粉を踊らせてあげることで、香りなどの広がりを促してあげます。

 

 

 

 

 

 

目安のお湯を注ぎ、

ドリッパーから抽出される珈琲が

「ツーーーーー」と落ちていき、

 

「トトトトト」

から

「トン、トン、トン、」

 

に変わった時にドリッパーから外してあげます。

 

伝わりましたかね?笑

 

 

落とし切る前にドリッパーを外してあげましょう。

 

 

 

前回のテーブルランドさんのブログでも書かれていましたが

「落とし切ってしまうと雑味が、、、」

という声もあります。

 

 

珈琲豆の種類やお好みによっては、

もっと早めに外してあげたり、落としきってあげたり。

 

色々と試してみると楽しいですよ。

 

 

 

 

 

 

以上で抽出は完了した事になります。

 

 

 

これを珈琲豆の種類によって、

お湯を注いだ時の珈琲豆の反応によって、

微調整をしながら淹れております。

 

 

今回のレシピでは

所謂16倍のレシピです。

 

(珈琲豆15g ×16 = 240mlのお湯)

 

16倍は薄めですっきりと言われていたりします。

 

なので、これを15倍でやってみたりするとまた違う珈琲の表情を感じられると思います。

 

 

 

また、焙煎度具合によって、

 

深煎りのコーヒーでは、

ステップ2を長めに。

 

浅煎りのフルーティなコーヒーでは

ステップ2を短めにして、ステップ3を長めに。

 

 

 

 

 

円錐ドリッパーにも種類がたくさんあり、

そのそれぞれに抽出される味の違いがあります。

 

ハリオV60、コーノ式、noiシリーズのクリスタルドリッパー、CAFECのフラワードリッパー、ORIGAMIドリッパー、、、

 

あげるときりがないですね。

 

 

お湯の温度も焙煎度や珈琲豆のコンディションによって変えてあげたいですね。。

 

挽き具合も。。。

 

 

 

もう、本当にきりがないんです!笑

 

 

 

観音崎珈琲では、「淹れ方講座」を焙煎所にて行っております。

少人数制になっておりますので、ご自身でお使いの器具や環境に合わせた淹れ方のご提案をさせて頂いております。

 

 

是非、そちらで続きのお話をしましょう。笑

 

 

 

 

珈琲豆も自然の作物であり、裏切られてしまう事もあると思うんです。

 

「今回は少し薄くなっちゃった」

「この前の味とちょっと違う」

 

そういった経験は誰もがあると思います。

 

 

珈琲豆は日に日に変化していきます。

 

そういった変化も楽しんでいただけたら嬉しいなと感じております。